渋沢翁と藍染体験?
近代日本の礎を築いた渋沢栄一。
鴻巣市民教養講座も開催されていますね♪
その活躍は、大河ドラマで計り知るところでありますが彼のルーツは藍にありました。
江戸時代後半頃から羽生や加須、行田、深谷など北埼玉で藍が栽培されたといわれています。
農家の主婦が農閑期を利用して家族の衣服を作ったのが始まりといわれ、
最盛期には武州の一大産業となりました。
武州の正藍染めは、藍の葉から自然発酵でとった染料により染めるのが特徴で
手染めのため微妙な風合いがあり、さめるほど美しい色合いになります。
平成29年に大ヒットしたテレビドラマ「陸王」は行田市が舞台でしたが、
主演の役所広司さんが着ていた「こはぜ屋」の半纏は
羽生市の藍染を使用していました。
そんな歴史と伝統を持つ藍染ですが、お子様でも体験できる藍染教室が
鴻巣からのアクセスも良い羽生市で定期的に開催されています。
渋沢翁の息吹を感じる藍染体験も一興ではないでしょうか。